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【リレーコラム②】令和8年度 第1回支えあい研修 実施報告~地域で“あたり前に住む”街づくりを皆で支えよう~

  • 8月8日
  • 読了時間: 3分

令和8年度第1回の「地域支えあい研修」。

行動障害等により支援困難なケースに対し、支援者として何が出来るかを考えました。

今回はリレーコラムの2回目。まちで暮らすネットワーク部会の瀬之口さん(たっちほどがや)による

レポートです。  ~HP世話人~


十愛療育会たっちほどがやの瀬之口と申します。今回の地域支え合い研修は、約80名の参加者が集まり大盛況の中、研修会を実施することができました。

 

テーマとしては、「みんなで支える、地域生活のカタチ」と言うことで、強度行動障害の方を主とした生活や支援方法を座学として学び、その後、グループワークを実施しました。

 

私の経験は、特別支援学校や地域療育センターで勤務して、重心の方に今まで携わってきましたが、強度行動障害の方に携わった経験はありません。今回、社会福祉法人恵和の早坂様の講義を聞いて、初めて知ったことや驚いたことがたくさんあります。

研修を受けるにあたって、強度行動障害の方の気持ちになって物事を考えました。日常生活の中で、様々な困難や分からないことが多くあることを改めて感じました。

 

一つ例を出すと、我々は何も感じずに「食事をすることが当たり前」だと思いますが、強度行動障害の方の中には「食事をどのように食べたら良いのか?」「どのような順番で食べたらよいのか?」分からない方もいる、ということを知りました。

もし、私が普段の支援の中で「食べ方が分からず困っている方」がいた場合、ただ単に「食べてください」と淡々と声掛けをするのみの介助をしていたかも知れません。

 

今回の研修を通じて知ったことは、そのような支援では無くて「食べることが分からない」「食べる順番が分からない」から例えば、手順書を作成して視覚的に提示した方が分かりやすいとの支援方法も学ぶことが出来ました。

利用者と職員との認識の違いやミスマッチが起こる可能性があるので、「利用者の特性」を理解した上で支援をすることが大切であることも学べました。

 

私は現在、生活介護の通所施設で支援員と言う立場で障害のある方の支援を行っていますが、今回の研修の内容は、大いに支援で活用できる内容でした。

重度心身障害者の方であっても、しっかりと障害特性を理解して個々に応じた細やかなケアとミスマッチを無くすことによって、利用者の可能性を引き出すことが出来ますし、職員自身のスキルアップにもつながると考えます。これから通所でも生かしていこうと思います。

 

最後になりましたが、地域支え合い研修を経て職員同士は、保土ケ谷区内もしくはそれ以外の地域の事業所の方々との「横のつながり」を大切にして、研修で得た情報を事業所内で情報共有して、そのことを地域で暮らす利用者様の為に活かすことの役割も改めて実感しました。

地域には困っている方がたくさんいるのだという目線を持ち、日々の支援を行い、「地域全体で住みやすい環境を提供する」のが我々の大切な使命であることも、今回の研修を通じて改めて理解しました。

 

十愛療育会 たっちほどがや 瀬之口 太一


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