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まちで暮らすネットワーク ~地域生活支援拠点部会~
「短期入所事業所、活動ホームとの情報交換会」報告

2024/07/26

2024年7月11日(木)、今回は、「短期入所・活動ホームショートステイ」10か所(知的、精神、重心)の事業所の方から事業説明、現状や課題を情報共有することができました。保土ケ谷区内にある知的障害者の入所施設職員として、感じたことを書きたいと思います。

​利用状況としては、日ごろから登録されている方が中心であったり、職員配置の都合上、対応が難しく受け入れが限定的になってしまうなど、各事業所の状況によって受け入れ方に差があると感じました。特に緊急的な対応については、多くの事業所で対応の難しさを感じているようでした。

地域生活支援拠点の機能である「緊急時の受け入れ、対応」は、居室が空いているか、利用したい方の状況(強度行動障害、医療ケア)によっては支援体制等がとれないなど、さまざまな問題が出てきます。そのような方でも使いやすいサービスとするには、どのような仕組みが必要なのか検討する必要があります。

一方で、短期入所(ショートステイ)は、一時的な住まいです。できる限り、緊急的な状況になる前に、ご家族だけで支えない「体験の機会、場」を、作っておくことも重要です。そのため、日ごろから自立支援協議会等のネットワーク、連携を深め、地域の顕在化されたニーズ、潜在的なニーズを共有することで、孤立させない、その人らしく生きる社会に近づけるのではないかと思っています。

社会福祉法人 恵和 佐野

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