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保土ケ谷区地域作業所等連絡会研修部 主催
第1回地域支えあい研修 報告

2024/08/07

令和6年7月17日(水)に、保土ケ谷公会堂にて令和6年度第1回地域支えあい研修が開催されました。

​ 横浜市保土ケ谷区精神障害者生活支援センター所長の平良幸司氏を講師としてお招きし、支援の土台となる概念、アセスメントの視点、チーム協働といった内容をお話し頂きました。

 アセスメントでは、障害特性や課題のみに囚われるのではなく、その人の生い立ちや好きなことなど、その人自身のことを知ろうとし、ストレングス・エンパワメントの視点を大切にしなければならないことを再確認することができました。

 又、「見立て」と「見通し」を持ち、それを仲間と共有して同じ方向に向かってみんなで支援していくこと・1人や1事業所のみで支えることはできず、様々な関係機関が関わり、社会全体で支えていくことが大切で、そのために顔の見える関係づくりをしていくことが必要であるということを学ぶことができました。

 グループワークでは、“日々の困りごと”をテーマに、支援や事業所で困っていることや対応策について、グループ内で共有をしました。どのグループも、利用者のケースのことや人材不足、コロナ対応といったことで頭を悩ませているようで、話が尽きない様子でした。

 アンケートの方では、「基本的なことだが支援を見返す良い機会となった」「他事業所と意見交換ができてよかった」などの感想もありましたが、「チーム・他事業所と連携して支援していくことの大切さを学ぶことができた」という感想が多く寄せられました。

 

支えあい研修では、“顔の見える関係づくり”を目的としています。​

 「自分の事業所でこんな問題があるな…研修で会ったあの人に聞いてみようかな…」と、支えあい研修を通して、各事業所・関係機関のつながりができたら幸いです。12月にある区作連全体会では親睦会を行う予定ですので、“顔の見える関係づくり”の一環として、ぜひご参加頂けたらと思います。

 次回、第2回支えあい研修は、3月に開催予定となっております。詳細決定次第、お知らせいたしますので、よろしくお願いいたします。

 

保土ケ谷区地域作業所等連絡会研修部 
NPO法人 ダンボの会 土屋

 

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